学科

「モノ作り」を支える機械工学

・ 船,自動車,車両,ジェット機,さらにはスペースシャトルなどの輸送機械,
・ 風力・水力・火力発電機,エンジンなどのエネルギ・環境機械,
・ 半導体デバイス微細加工,繊維強化樹脂,鉄鋼材料などの材料・加工,
・ モータ,冷蔵庫,洗濯機,自販機などの電気機械,
・ コンピュータやロボットなどの情報・知能・メカトロニクス機械,

このように,何から何まで,産業と生活,科学の発展に必要なさまざまな機械を
創造するための学問が機械工学です.機械工学の守備範囲は非常に広く,
新しいニーズに対応しつつあらゆる産業にわたり,また小さな町工場でも
国家プロジェクトの基礎研究でも,必ず必要とされます.

“新しい発想や原理の機械を創造する技術者,研究者の育成を目指して!”

自然界や生命の現象を数理的に解析し,創造的に設計することにより,
機械は生み出されます.本学科は,大学院も含めた3段飛びのカリキュラムで,
創造的な機械技術者,研究者を育成することをねらいとします.

(1) “ホップ” → 低学年では,数学,物理,情報などの基礎学力と現象の
本質を把握する地力を身に付けます.

(2)  “ステップ” → 中・高学年では,その土台の上に,新しい発想や原理に
基づいた独創的な機械を生み出す創造力を身に付けます.特に,課題
探求力の育成を目指しています.

 (3) “ジャンプ” → 卒業研究とそれに引き続く大学院では,創造力の修得を,

一層,確かなものとします.特に,問題解決能力の育成を目指しています.
6割をも超える,著しく高い大学院進学志望率は,本学科の教育への熱い支持を
物語っています.←  環境技術,エネルギ技術,航空・宇宙技術,ロボット,
人工知能,IT(情報技術),福祉工学,量子工学,生体・医療技術,ナノテクノロジ,
レーザー加工などの先進的な加工・材料技術など,最先端技術と基礎
技術とのバランスの取れた魅力的な研究テーマが待っています.